2011年11月9日水曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(8): 趣味の切削加工は甘くない!? iModela体験記

下記は、ITmediaのウェブサイト MONOistに連載している筆者の記事です全文は、記事の最後のリンクから当該ウェブサイトでご覧ください。


3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(8):趣味の切削加工は甘くない!? iModela体験記


7万5000円とお手頃価格の「iModela」で切削加工を体験してみた。「お気軽に使える」と思っていた人は、買う前にご一読を。


 さて、面白い話題といえば、ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)社が発表した切削機「iModela iM-01(アイモデラ)」(以下、iModela)が話題になっていますね。小さくてかわいい(?)ボディーで、お値段も7万5000円(税抜き)と切削加工機としてはお手頃。ローランドDGのプレスリリース(2011年10月5日発表)によれば11月9日に発売開始。リリースの直後から、あらゆるメディアで話題になり、さらにTwitterなどでツイートされた数もすごかったようです。

 特に最近の日本では、プラモデルも接着剤で組み立てるのではなく、着色済みの部品をスナップではめる物が存在します。もっと言えば、「作ること」よりも「完成品」が求められるこのご時世でありながら、このような、まさに「自作のための加工機」が注目を引く理由には非常に興味があります。その理由についての詳しい分析は、また別の機会に譲るとして、今回はiModelaそのものに注目してみようと思います。

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2011年9月22日木曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(7): 小学3年生が3次元CADでモノづくりしてみた

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(7):小学3年生が3次元CADでモノづくりしてみた


小学3年生の女の子が、夏休み中に3次元CADを使ってモノづくりにチャレンジ。CADの操作を全部自分でやってみた!


 いつの間にか夏休みも過ぎてしまいました。いえ、正確には私のではなくて子どものですが。私の夏休みは、新しい3次元CADの本の執筆もあり、ほとんどありませんでした。いえ、そんなことはどうでも良いのですが……、夏休みといえば「自由研究」とか「工作」ですね。子どもの頃、そのネタを見つけるのに苦労した覚えがあります。

 で、小学校3年生の私の娘ですが、8月の初旬に様子を見ていたところ、まだはっきりとしたネタがない様子。そこでまず、鉄道博物館に連れていったら、ちょうどそこで簡単な工作教室をやっていたので、やらせてみました。出来はそれほど悪いものではありませんでしたが、やはり「出来合いの木工キットをお手軽に組み立てただけ」といったところだったので、父親としてはもう一声欲しいと思ったのです。

 ――そこで、父は考えた。

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2011年7月29日金曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(6): 自分が遊ぶものくらい自分で作ろう――FABLAB鎌倉訪問記

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(6):自分が遊ぶものくらい自分で作ろう――FABLAB鎌倉訪問記


今回筆者が訪問したFABLAB鎌倉は、3Dプリンタやレーザーカッターなど工作機械が用意された一般人向け工房だ。



 皆さま、お暑うございます。梅雨入りも早かったですが、梅雨明けも早いですね。本格的に暑い季節に突入しました。電力不足やら何やら不安なこともありますが、夏らしいこの季節は、やっぱりいいですね。ガリガリくんを食べながら、スーパークールビズで仕事をするのも悪くありません。そうそう、アイスキャンディ類も、金型で作りますね。

 さて、とある方と金型の話をしていたときに、こんな話題が出てきました。アメリカの家庭では型に液体を入れて、棒をそこへツッコミ、アイスキャンディを作ります。つまり幼少のころから型でモノを作る体験があるのです。アイスキャンディの型って、ちゃんと抜き勾配もあるので、ちゃんと引き抜けます。そんなことを考えながら、ガリガリ君を見てみたら、やはりちゃんと抜き勾配がありますね。話が脱線しましたが……、そんなふうに、幼少の頃から何かモノを作る体験って、非常に大事なのでは、と思う今日この頃なのです。

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2011年7月11日月曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(5): 無償3DCADを試す ――そして時代は変わる?

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(5):無償3DCADを試す ――そして時代は変わる?


3次元CADは廉価なものやレンタル版、中には無償版(タダ)でも結構な機能なものも存在する。今回は無償の3次元CADでどこまでできるのか筆者がトライ。


 特定のプレミアム品でない限り、あらゆるモノは値下がりする傾向にありますね。モノづくりのための道具も値下がり、あるいは値段が同じでも後継機の方が、進歩しているのは世の常。私が大好きなRP機もそうですね。200万円を切る(アメリカなら1万ドルを切るものも!)で、入手できる物でも、良い物が作れるようになっているし、「そこそこ」の出来でいいという“趣味な人”なら、キットで10万円台の物さえあります。

 しかし……。3次元のデータがなければ、RP機はただの箱。つまり、もっと3次元のデータが普及しなければ、RPも使えないわけですね。

 ところが、「3次元データを作る」というのがくせ者です。3次元データを作るのが難しい、という話をここでするつもりはないのです。そちらの話は別の機会に。そもそも、3次元データを作るための道具が高い! というところが問題です。家電量販店で売られるCGツールはさておき、3次元CADと呼ばれるものは高いですよね。やっぱり「CADでモデリングを!」と思っても、それなりのものは、それなりのお値段。特に3次元ツールが初めてなら、なおさらよく分からないものに金を使うのには、それなりの覚悟が必要でしょう。それは、個人も法人も同じ。

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2011年5月20日金曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(4): 3次元データと有事の関係を再考してみた

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(4):3次元データと有事の関係を再考してみた



 本日は頑張って(!?)3次元と「有事」の間に関係を見つけてみようと思います。故に少々とりとめのない、つれづれなる話に今回はご容赦を。

 東日本大震災が起きてから、自分の仕事や生活についていろいろと考えた人も決して少なくないのではないでしょうか。特に仕事に関していえば、自分の仕事は有事の世の中で一体どんなことに役立つのだろうか、ということ。あるいは、その手前の段階の話として、自分の業務への有事への対策というものがきちんとできているかどうか、ということです。

 そもそも「非常時への対応」とはどのようなことでしょうか。災害が起きたときにいかに直接的な人的、物的被害を最小化し、そこから業務を再開にまで持っていけるのか、あるいはその予防を考えるということ。さらには、その後もいわゆる平時に戻るまで、会社としては、限られた経営資源の中で、事業として継続していけるだけの最低限の経営を続けていかなければなりません。つまり災害のダメージを最小にし、いち早く立ち直り、経営を続けるためのプランが必要なわけですね。

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2011年4月8日金曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(3): 3次元データ形式とツールの関係を考える

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(3):3次元データ形式とツールの関係を考える



今回のお題は「3次元データ形式とツールの関係」です。

 3次元モデラーの世界というのは面白くて、知っている人は「これでもか!」というくらい知っている人がいる一方で……、関わりのない人は全く知りません。それも無理もないことで、大体3次元情報を持ったデータを作らなければならない仕事は、世の中の多くの仕事から比べれば微々たるもの。そんなところに縁がなければ、そんなツールを使うわけがありません。Photoshopのようなツールだって、一昔前はその手のソフトウェアを素人が使うなんて考えられなかったでしょう。

 でも、今は、街のナントカカメラなどのような大手家電量販店をはじめ、多くの場所で開催されているデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)の講習に加えて、一般向けに普通にPhotoshop講習の開催などもやっています。つまり仕事では使わないものの、趣味のレベルでこのようなツールを使う機会が圧倒的に増えてきたので、そのような講習会の需要は増えるし、ツールを選ぶためのさまざまな情報も世の中に増えてきたのです。要するに、デジタルカメラで扱うべき種類のデータや、それを加工するためのツールに対するリテラシーが上がってきているということですね。

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2011年2月18日金曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(2): ガレージキットの世界と異分野交流実践

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(2):ガレージキットの世界と異分野交流実践



違う人たちとどこで出会えばいいのか

 いままでどおりの仕事をしていては、先細りになるという危機感から本気でいままで関わりのなかった分野の人たちと、交流を始めるという動きはわたしがいまさらここでお話ししなくても、すでに始められている方も多いことでしょう。ただ、それがものになっている(つまり革新的でありながら、ちゃんと物事は進行している)ケースは必ずしも多くはないのではないでしょうか。

 物事がうまくいかない理由は数え上げればきりがないですが、主に2つあるのではと思います。1つは、単純にいままでとは違い、かつ意味のある交友関係を作る場所を見つけるのは簡単ではないこと。だいたいどこにそんな場所があるのかが、よく分かりません。結果として、だいたい、いままでの自分の世界の延長線上で関わりを始めることになります。それはそれで悪いことではありませんが、革新性という意味ではちょっと難しいのではないかと思われます。

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2011年1月24日月曜日

3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(1):隣の人は何するものぞ

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3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(1):隣の人は何するものぞ

長年にわたりCADベンダでCADやPDMに携わり、いまではデザイン・製品開発の事務所を構える筆者が、3次元に関わるすべての人々にエールを送る! 面白コラム(編集部)


3次元データとは何ぞや

 そんなところで、早速1つ目のお題に入っていきましょう。
 「隣の人は何するものぞ」
 大体、どの業界にも俗にいう業界団体というやつがありますね。製造業でいえば、「○○工業会」と呼ばれるタイプの団体です。
 ところが、3次元モデラーを扱う業界には、その手のものがまったくないのです。業界の主要ベンダの中でも交流はありません。もちろん業界内で人がぐるぐると回っているので、設計・製造ソリューション展(DMS)などに行けば、「いま、どの会社にいるの?」みたいな話はよくあるのですが。
 でも、ここでいっているのはそういう話ではなく、3次元データを扱っているベンダ同士の、そしてそのユーザー同士の業界で、お互いに発展をするような交流がまったく(いや、多分?)ないって話です。
 実は、この状態が業界の発展を妨げ、3次元データの普及を妨げているのではないか、って話であるともいえるのです。
 もし、逆にいろいろなコラボレーションが起きたら?